〜夢抱かれるテーマパークへ〜

設立趣意書

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、国境離島新法が制定されました機運に合わせ、壱岐市民有志による「壱岐島砂浜会」を組織いたしました。

さて、長崎県壱岐島の東南部(石田地区)の海岸には、『日本の海水浴場100選(環境省)』の筒城浜海水浴場をはじめとする12を数える美しい“砂浜群”が、ひしめくように存在します。清らかでロマンあふれるその景観とそこでの体験は、夏屈指のマリンリゾート地としては元より、壱岐市を代表するイメージとして、または島の産品をはじめとするあらゆる産業にとっての情報付加価値の一端を担ってきたことは周知の通りです。

本会はこれに着目し、今後ますます期待される離島の社会的役割に地域が答えられるよう、自然と人が共存する美しい島の姿を基軸に、この土地で年培われた地元の思いや長創意工夫を継承し、”夢抱かれるテーマパーク”をコンセプトに、今改めて時代が求める“ここにしかない”景勝・食・体験・夢の“目的地”を出来ることから一つ一つかたちにしてゆくこと、またこれを発端とした離島ならではの新しい特色の組合せによる事業を実践・啓発してゆくことで、壱岐市の産業の拡大へと繋いでまいります。

この活動は、長崎県壱岐島の石田地区、東南部の“砂浜群”を中心とした観光に携わる企業・団体・組織、学校、個人が抱く地域振興への熱い思いを主体とし、壱岐島の美しい砂浜と海を誇りに思う市民の活動を紡ぎながら、より地域に根付いた取組みを一貫し進めてまいります。

つきましては、これらの趣旨をご理解頂き、みなさまのご協力を頂ければ幸甚に存じます。何卒よろしくお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

敬具

2017年 5月 17日

壱岐島砂浜会
代表 宝来浩利
民宿「島来荘」代表